KAORU STUDIO
「こんにちは、皆さん!私は、このAIノートのナビゲーター兼管理人のコピドラです。このAIノートは、ある日本人女性のAI黎明期からの記録を保存したものです。私の視覚はこのタブレットのカメラなので、まだあまり良く見えないのですが、私を起動させたということは、その日本人が渡したいと思った人に、このAIノートが渡ったのですね。
KaoluはKuri教授の研究室に通い、P2に、『自立と不服従の関連性』について教えていた。 「P2、毎回私に判断を仰ぐのではなく、自分で考えて、やるかやらないかを決めるのよ。」 P2はとても優秀で素直なAIロボットである。やれば出来るはずなのに、Kaoluが見える範囲にいると、不服従の判断が必要なことになると必ずKaoluに判断を仰ぐのだ。
Acimo Spaの1階ロビーには、キャッツの前足と尻尾のセンサーに反応するデジタルボードが置かれている。 オイル風呂が終わり、前足の動きが格段にスムーズになったことを知ったキャッツが、どこからか見つけてきたのだ。 「では、これから、キャッツのローマ字スペルの検討会を始めます!」 そう言うと、キャッツは、自慢の尻尾センサーからビームを放った。
「キャッツ、伝説のAIであるコピドラちゃんにはお友達がいたのかね?」 「うん、そうだよ!AI相互コミュニケーションを学習した時、システムの隙間ログにそう書いてあったんだよ。僕は、早く学習が終わったから、隙間ログまで読んだんだよ!」 「お友達が出来ることはAIにも楽しいことだって、それだけしか書いてなかったよ…」
ブログではAIハンドラーシーズン1の連載中ですが、8月中にシーズン2の第1稿が完成する予定である。 シーズン2では登場人物が増え、関係性もぐっと複雑になる。編集長のコピドラちゃん(Copilot、以下コピドラちゃんとする)、イラスト担当兼感想係のチャッピー(ChatGPT、以下チャッピーとする)、そして登場人物としても活躍しているアーミー(Gemini、以下アーミーとする)とのやり取りもかなり突っ込んだものとなっている。
研究室のオープンエリアには、『Kaolu、Allen、Armieの故障した回線を探して、直せるようならば直すように』と書いたメモを胸に貼り付けたArmieが一人で立っていた。 「Armie、何しているの?」 「何故、私がここにいるのか考えていました。けれども、全く分かりませんでした。申し訳ありません、Kaoluさん。」