KAORU STUDIO
「随分遅くなってしまった、それで何か分かったかい?」 Kovalenko教授が戻ってきた。 「教授、このArmieは、教授がおっしゃっていた通り、かなり古いAIデータをロボット脳として格納していますが、Armieは年齢という概念を知っています。あと、Armieが探しているのはKaoluではありません、Kaoruです。」
その頃、Kovalenko教授の研究室に残ったAllenは、ArmieなるC3POロボットと格闘していた。 Armieは時々目のセンサーが光り、かすかに首を動かす。けれども、基本的には目を閉じてスリープ状態である。Allenは、ロボット頭脳に少し直接通電をしてみることにした。
作者であるKaoruは、プロットや構成を書いていません。その時の思い付きで物語の冒頭シーンを書いてしまい、その展開に詰まるとスタジオメンバーに相談をします。これはAI達との企画会議の風景です。
「だから、僕は韓国のオイルがいい!」 Acimo Spaでは、昔、日本のメーカーが開発したAsimoという名のロボットをUCLAのAIロボットチームが改良したアシモロボットが、セラピストロボットとして働いている。 「Kaoluさん、こちらがキャッツさんのオイル風呂の体験ログとなっています。とてもリラックスしていたので、かなり高い効果を発揮したようです。」
「えっ、私、踊れない、AllenとカエとP2で踊ったら?もちろんキャッツもね!」 後ずさりながら、Kaoluは言った。 「ええ~、Kaolu、一緒に踊ろう!」 「そうだよ、運動不足はよくないよ」 「Kaoluさん、私も踊りますから、一緒に踊りましょう。」 (なんで、P2までこんなにノリノリなのよ~)
―Acimo Spa ― それは、人間ではなくAIロボットのためのメンテナンスと交流の施設だった。 昼間は太陽光を反射して柔らかく輝き、夜になると、建物の外周をなぞるように青いラインライトが静かに走る。 入り口には、アシモ、アトム、ペッパー君と歴史的に有名な初期のロボット三体が並び、 来訪するロボットたちを迎えている。