キャッシュレスを拒むものは何か??

「イオンが2020年までにグループ全店舗にType A/BのContactless(非接触)決済を導入。併せて、イオンカードも順次、Visa Pay Wave機能を搭載することに!!」

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1804/16/news106.html

皆さん、こんにちは!

イオングループは、キャッシュレス比率を2025年までに8割まで高めるそうです。
確かに、夕方など混んでいるスーパーのレジで、お財布からお金を出して払っている人が一人いるだけで、レジの待ち時間のストレスは上がります。多くのスーパーでは、カード決済はPOSレジに組み込まれていて、磁気ストライプを読み取るようになっているので、別にPIN番号を入力する端末を用意するくらいなら、WAONカードの読取り機で、ブランドカードの非接触決済もできた方がずっと効率的だと思います。
ちなみに、日本ではまだまだ普及していないのですが、欧州ではかなりメジャーとなっているブランドカードのContactless(非接触)カードはこんな感じです。

 

 

 

 

(住信SBI銀行様のHPよりお借りしました)

 

そして、実際に使う時はこんな感じです。

 

 

 

 

 

(visa.com様のサイトからお借りしました)

 

私は、ブランドカードのContactless決済の方が携帯のQRコード決済よりもスムーズで気に入っているので、記事を読んだ時、思わず「イオン頑張れ!!」(昨日まで品ぞろえに文句を言っていたことは忘れよう…と心の中で叫んでしまいました。

とはいうものの、なかなか進まない日本のキャッシュレス。

その原因はどこにあるのでしょうか?
色々な要因が複合的に影響していると思うので、一度、とことん深掘りしてみたいと思います。
題して、

「日本人あるある、なぜ現金決済を続けるのか?」

既に昨日、英語ブログの方で
Seven Wonders of Japanese on Payments and Cash

https://youcanknowit-tech.com/2018/04/18/seven-wonders-of-japanese-on-payment-and-cash/

と題して、7つの視点をリストアップしましたので、一つ一つ掘り下げてみたいと思います。

日本人は総じてまじめなので、キャッシュレスは経済産業省が音頭を取り、国を挙げて推進しているので、まじめに論じているサイトが多いのですが、もっと身近な習慣や深層心理に迫りたいと思います。

私の独断でリストアップした視点は、以下の通りです。

1. Japanese love Cash but at the time some are enthralled by risky investments such as Cryptocurrencies.

2. Japanese can get credit cards easier than persons in foreign countries but they avoid to use it.

3. Japanese are not good at investment to stocks but some are crazy with FX. Japan has the second largest transactions volume of FX all over the world.

4. Japanese tend to have much money with them in purse. Also, many of them are very clever with handling small changes because they don’t like to keep many coins in their purse. However, they are not positive to use cards.

5. Japanese think much of point royalty cards as much as cash.

6. Brand Prepaid Cards are usually to be loaded in advance but in Japan many of them have an original small credit.

7. One of major payment method to use EC is “Cash on delivery” even if he or she has a credit card.

 

大学卒業後、官僚として働く。NYに遊びに行った時、ウォール街をぶらついていた時の軽い閃きから、公認会計士を目指そうと思い立ち、心機一転、電卓も使えないのに公認会計士試験の勉強を始める。 1年後無事合格するも、当時は公認会計士は大変な人余り状態、かなり苦労をして中堅監査法人に就職・・・。 しかし、仕事と上司には恵まれ、株式公開準備業務、国際部の立ち上げなど貴重な体験を経て、図らずとも独立。その後、事業会社のCFOや社外役員などを経験し、ブランドプリペイドカード発行事業を手掛けるなど、涙と笑いに包まれた経験を続ける。時々、当初の思惑と現実のギャップに日々苦闘と笑いを繰り返す毎日を過ごしている。 In English https://www.linkedin.com/in/kaoru-arai-28332370/

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