Travel cashless in Europe2

Cashlessの旅は続く

Travel cashless in Europe1

 

 

 

 

 

 

 

Café Schweizerは、ストックホルムの王宮殿があるスターズホルメン島にある旧市街地(ガムラステン)にある美味しいカフェで、ここのケーキは美味しいと前から聞いていました。

シャルドネのワインを飲みながら念願のロブスタースープを飲み(→ワインは全く詳しくないので、無難にシャルドネを選んでみましたが美味でした(#^^#))『このレストランのパンは美味しいよ』と聞いていた通り、パンも、付いていたハーブバターも最高に美味しくて、全部食べてしまいました。
私、緊張をするとトイレが近くなるタイプですが、胃はとても丈夫なので、食べる分には全く問題ありません。

ここで、Lineを通じて地球の裏側の日本から、「蟹は食べないのか?」と聞いてきた蟹大好きな元上司の提案は退けて、せっかく来たストックホルムを満喫するために、甘党ではない私ですが、ここは食べ物屋さんのハシゴをすることとしました。

Cashlessの旅ですから、お金を使うことをしないと意味がないわけです。

Rakanからガムラステンへの行き方だけ頭に叩き込み、ソニーカードで支払いを済ませて(ついでにトイレもお借りして)、30℃という想定外のストックホルムの街を散策がてら、Café Shweizerに向かいます。

せっかくなので、大通りではなくお店が多く並んでいる歩行者天国の通りを行くことにしました。歩行者天国の通りがメインストリートであることは、2年前に読み漁った世界一周ブロガーさんたちのブログから頂いた貴重な情報です。

 

 

 

 

 

おそらく、ストックホルムでも6月からこんな夏のような天候は珍しいらしく、土曜日ということも重なり、大変な人の数です。
昨日まで、タリンではフリースのジャケットを着るほど寒かったので、暑さへの耐性が出来ていないのです。
途中、冷房が入っているお店を覗いては涼み、百貨店では無料で配っていたアイスクリームを貰い、ムーミンのお皿を買おうかどうか悩みながら良く冷えた百貨店の中でしばらく休み、トイレを見つけてはカードが使えるかどうかを確認しつつ、ようやくガムラステンに渡る橋まで到着しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ガムラステン到着

 

 

 

 

 

 

気分はすっかりドラクエの主人公…
王宮殿だけではなく、どこを見ても立派なヨーロッパの城下町です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Café Shweizerを見つけつつ、お土産屋さんで、ムーミン柄のプレートを買おうかどうか、ここでも思案するも、プラスチック製なのに、『高い!!』
ソニー銀行のマルチカレンシーデビッドカードの利用通知の難点は、通貨ごとの残高が分からないことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

(結局、この段階では既にスウェーデンクローネは無くなっていて、日本円から自動的に引き落とされていたことをホテルに戻って確認しました)
けれども、日本円普通口座残高の履歴を見ると、『優遇レートで交換しましたよ~‼!』
と書いてあるので、ある程度現地通貨に交換しておいて、日本円も併せて入れておけば概ねOKかと思います。

Café Shweizerは、正統派カフェなので、暑くてもアイスコーヒーはないそうです。
美味しそうなオレンジジュースが並んでいましたが、スウェーデンはコーヒー天国で有名です。ここは、暑くても本場のコーヒーを飲まなければとカフェオレとケーキをオーダーして、汗をかきながら食べました。
ケーキは、上品ながらも素朴な味わいでお勧めです(冷房が入っていれば、なお有難い(-“-))
このカフェでは、ABBAの音楽が流れていました。

 

 

 

 

時間の関係でABBA博物館には行けないので、このカフェでABBAの故郷がスウェーデンだったということに思い巡らし…でも暑かった( 一一)

 高い物価の訳

再び歩いてストックホルム中央駅まで戻ります。
結局ストックホルム市内で使った公衆トイレ3カ所すべてでvisa又はMastercardが使えました。もちろん、現金も使えます。
帰りもクーラーが冷蔵庫並みのアーランダエクスプレスに乗って、無事空港に戻ってきました。20分しか掛からないですが、とにかく高いです。専用線路を使うので絶対に遅れない!!のが売りということで、しょうがないとは思いますが、もし、時間に余裕があるのであれば、普通電車を使うのも一案です。

ホテルに戻って、ガンガン使いまくったカードの利用明細を確認してみました。
参考までに、当日は1スウェーデンクローネ≒1.27円で、日本円との交換レートは比較的安定しています。
高いなぁ…と感じつつも、初めて使う通貨なので今一つ物価の感覚が分かりませんでした。
ちなみに、トイレはすべて10スウェーデンクローネでした。統一されているんですね。

 

 

 

 

物価が高いのは、もともと高福祉国家なのでしょうがないことです。

VAT(付加価値税)は、対象となる商品やサービスなどにより異なっています。
外食(アルコール以外)は12%、アルコール類は24%(高い!!)、アーランダエクスプレスは6%でした。
トイレ利用料にVATが取られているかどうかは、利用明細書が出ないので不明です。
どなたか知っている方がいたら教えてください。
ここまで、ストックホルムの公衆トイレについて語ったブログは希少価値が高いと思うので、ぜひ情報として加えたいと思っています。

ホテルに戻り夕食を食べて、その後ホテルの施設であるサウナで一日中歩いた疲れを癒していたら、なんと、偶然に日本人の方にお会いしました。宿泊したホテルはこちらです。

クラリオン ホテル アーランダ エアポート

その方は、沖縄出身の方で、明日、ご主人の故郷であるソフィア(ブルガリア)に帰国される途中に、ストックホルムを観光されたそうです。

アーランダ空港のホテルで一人で泊まっている日本人女性は珍しいと思ったらしく、色々質問をされました。
まさに、つかの間の裸の付き合いになりました。

彼女は、私の仕事を聞くと、『北欧でほとんど現金を使わなくなっているのは、高い税金をみんなが公平に負担するために明朗会計を求める声が大きいからなんですって。あと、現金を使わなくなると便利だから高い人件費を掛けて人を余計に雇う必要がないからだって言っていたわ~』と、現地の友人たちから聞いたことを色々教えてくださいました。

やはり、キャッシュレスには明確な目的があるんだなぁと、この時改めて感じました。

『23,035歩』

この日、私がストックホルムで歩いた歩数です。

 

To be continued

 

 

 

 

大学卒業後、官僚として働く。NYに遊びに行った時、ウォール街をぶらついていた時の軽い閃きから、公認会計士を目指そうと思い立ち、心機一転、電卓も使えないのに公認会計士試験の勉強を始める。 1年後無事合格するも、当時は公認会計士は大変な人余り状態、かなり苦労をして中堅監査法人に就職・・・。 しかし、仕事と上司には恵まれ、株式公開準備業務、国際部の立ち上げなど貴重な体験を経て、図らずとも独立。その後、事業会社のCFOや社外役員などを経験し、ブランドプリペイドカード発行事業を手掛けるなど、涙と笑いに包まれた経験を続ける。時々、当初の思惑と現実のギャップに日々苦闘と笑いを繰り返す毎日を過ごしている。 In English https://www.linkedin.com/in/kaoru-arai-28332370/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です