海外ではスマートにカードを使おう!!

皆さん、こんばんは!!

公認会計士リハビリに合わせて、日曜日のジム通いも再開させています。

最初は、1時間半の運動に、サウナ、軽くマッサージを受けて家に帰るとグッタリだったのですが、最近は、ようやくこのペースに慣れてきて、身体が軽くなってきました。

さて、別のブログで、ヨーロッパでは、クレジットカードを使う時に、お店の人にカードを渡すことはしないというお話しをしましたが、ついでに、海外でVisaカード、Masterカードなどを使う時の、あまり知られていないカードの仕組みをお話ししたいと思います。

最近は、ブランドカードは、クレジットカードだけではなく、デビットカード、プリペイドカードもだいぶ普及してきましたね(^^)/

この3種類のカードは、お店などで使う際の使い方は、ほぼ同じと言えますが、カードの利用に際して、決済ネットワークで起こっているプロセスは全く違うので、その点から、クレジットカードと違い、デビットカード・プリペイドカードでは、利用の際、気をつけないといけないことがあります。

まず、海外で使う場合、決済レートは、カードブランドが決めています。VisaとMasterではそのレートは異なっていますし、一般に公表されている為替レートとも違います。ですから、デビットカード、プリペイドカードを利用する際に、利用可能額ギリギリで使うことは避けましょう。海外利用手数料がかかりますので、お買い物する金額ぴったりの金額(であると自分では思っている)ではカードでは決済されないことが多いことに注意が必要です。

特に注意しないといけないのが、レストランです。多くの国で、レストランでの利用にはチップがかかります。カードで決済をする場合、チップもカードでという人が多いと思いますが、チップは、人によって支払う金額が違うので、レストランによっては、飲食代に一定割合の金額を上乗せして、オーソリ(承認手続き)を取って、後から実際の決済金額に修正することが一般的です。また、カード会社によっては、レストランでの利用時には、自動的にチップ相当を上乗せしてオーソリ(承認手続き)をするというシステムを導入しているところもあります。

ホテルなどでは、実際にチェックアウトした後に利用金額を決済しますが、その前に、チェックインした際に、一定金額のオーソリを取っています。ホテルのランクによって、1泊幾らと決めて、そのオーソリ金額を宿泊数に応じて増やしています

せっかくの海外旅行ですので、カードでスマートに決済をするのであれば、利用に余裕のある状態のカードを持って、スムーズに利用したいものですね。

To be continued

大学卒業後、官僚として働く。NYに遊びに行った時、ウォール街をぶらついていた時の軽い閃きから、公認会計士を目指そうと思い立ち、心機一転、電卓も使えないのに公認会計士試験の勉強を始める。 1年後無事合格するも、当時は公認会計士は大変な人余り状態、かなり苦労をして中堅監査法人に就職・・・。 しかし、仕事と上司には恵まれ、株式公開準備業務、国際部の立ち上げなど貴重な体験を経て、図らずとも独立。その後、事業会社のCFOや社外役員などを経験し、ブランドプリペイドカード発行事業を手掛けるなど、涙と笑いに包まれた経験を続ける。時々、当初の思惑と現実のギャップに日々苦闘と笑いを繰り返す毎日を過ごしている。 In English https://www.linkedin.com/in/kaoru-arai-28332370/

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