私,入国審査したよね?Money20/20 Europe@アムステルダム

ナイスガイCAがいるスカンジナビア航空!!

皆さん、おはようございます!
昨晩、無事アムステルダムに到着しています。

今回使ったのはSASことスカンジナビア航空です。
お洒落な北欧的なデザインと色づかい、そしてブリティッシュエアウェイズ並みのナイスガイなCAがいるサプライズもあって、成田⇒コペンハーゲンは、完全にお上りさんと化していた私・・・・

ふと我に返ったのは、2回目の食事も終わり、スクリーンに乗継便の案内がUPされた時でした。

そうです!!

私の目的地はコペンハーゲンではなくアムステルダム、ここで乗継です。
機内のスクリーンではGateはA8(⇒ほかのSASのフライトではあまり使っていないエリアなんだけど…)と書いてありますが、そもそも、今乗っている飛行機がどこに着くか分からない!
機内アナウンスでは、国内線乗り換えの人は・・・・、国際線乗り換えの人は・・・・と説明があり、これを真に受けると、国際線乗換えの人は、最終目的地で入国審査をしてくださいと言っていたように聞こえました。
「あれ?シェンゲン協定の国は、最初に入国した国で入国審査をするのでは?」
けれども、私は今回は乗継なので、デンマークに入国をしないでいることも出来るわけです。

私、入国審査したよね?

ナイスガイのCAの余韻がだんだんなくなり、頭が働いてきました。
シェンゲン協定では、いかなる90日間だけ滞在出来ることになっているので、最初の日をいつにするかは可能であればその人に委ねられているものと理解しました。
でも、私は、コペンハーゲンでもアムステルダムでも同日。当然、ここで入国審査をした方がアムステルダムで早く動けるはず!!
(入国審査しちゃおう~)と、Arrivalとある方に向かってぐんぐん歩いて行きました。

機内で仲良くお話をしていた日本人ご夫婦とお別れして、やけに少ない入国審査エリアに着きました…

空いてる!!

空いているなんてものではありません。ここ10年間で一番空いている入国審査ブースです。だいたい、EUラインにもNon=EUラインにも人がいません。

さっさとNon-EUラインを進み、20秒で入国審査官の前に着きました。

入国審査官「Hi, How long do you stay here?」
私    「I am here just to transit for Amsterdam, but I have 4hours until the flight. I hear that you recommend to enjoy sightseeing if we have 3 hours.
入国審査官「Oh, yes. You can see some places. Watch out your way. The traffic is busy now. Enjoy!!」

としか言われなかったと思ったら、パスポートに「パン!!」とハンコが押されていました。

荷物はアムステルダムまで直行するので、ふらふらと到着ロビーに出たのですが、コペンハーゲン空港は、到着ロビーと出発ロビーがごっちゃになっている、とても分かり難い空港で、しかも、市内に行く電車のチケット売り場は長い列となっていました…

だいたい、機内で2時間くらいしか寝ていないので、眠い!!
やっぱり、このまま空港に居ようと思い、帰りに市内に行くためにパンフレットなどを貰って、さて、戻るか?

 

 

 

 

 

(空港にもきれいなお花が売っていました(^^♪)

 

「って、どうやって戻るの?」

欧州は、チェックインカウンターを使っている人はほとんどいません。
自動チェックインと自動荷物チェックインを使っている人が大半です。
スクリーンを見ると、今いる場所のどこかで手続きをすればよいらしい・・・
見よう見まねで自動チェックインをすると、「あなたはチェックインが終わっているし、搭乗券も要らないから、このままFastLineを進んでください」みたいなメッセージが出て終わり…終わり??

しょうがないので、言われたとおりに荷物検査場に向かいます。
パスポートを10回くらいまじまじと見て、なんとも味気ないハンコには、コペンハーゲンで入国したということを記載してあります。
ということは、このまま荷物検査が終わったら飛行機に乗れるということを意味するわけです(たぶん)。

荷物検査の人もとてもフレンドリーで、免税店エリアは思ったより賑やか!!
(H&Mが免税エリアにあるのを初めて見ました、びっくり)

 

 

 

 

 

 

 

でも、デンマーククローネで値段が書いてあるので、高いのかどうかも良く分からないので、買い物は帰りにすることにしてラウンジに向かいます。
(お腹がすいていた)

ラウンジにある食べ物を一通り食べて、ついでに夜食用に美味しいクッキー(ブラウニーが美味!!)を少し貰って(旅行中は熊のように貰えるものは取り敢えず貰っておく主義)、かなり遠い反対側のGateまで向かいました。

人生初のLost Baggageか?

ない!!(-“-)

ないのです。機内で調べたA GateエリアにはSASは載っていません
こういうこと良くあるんですよね、海外では。
気を取り直して、もう一度Gateを確認すると違うGateでした。
予定よりも小さい飛行機で、完全に国内線のノリのSAS便の中ではほとんど眠り、27度あったコペンハーゲンから、雨で15度しかないアムステルダムに到着です。

Gateも随分古臭い小さな棟で、「これ、国内線用なんじゃないの?」(実際に、周りはすべてKLMオランダ航空の飛行機だけでした)と感じつつ、

歩いて””’
歩いて””’
歩いて””’

ないのです!!入国審査エリアが($・・)/~~~
いきなり、ターンテーブルが見えてきました。
待って+++
待って+++
待って+++
「これはもしかしたら、人生初のLost Baggageか?」

と40分待って、やっと出てきた私のスーツケース(-“-)
疲れていたので上手く取れなくて悪戦苦闘していたら、見知らぬ男性が、サッと持ち上げてくれました(^^♪
こういうところ、日本人男性にはぜひ見習ってもらいたい!!

結局、私は入国審査ブースを通ることなく(というか存在しなかった)、スキポール空港のFree Areaに出て来ました。

いや、別にコペンハーゲンで入国審査をしたから良いのだけれどもね、もし、私が気まぐれでコペンハーゲン空港の外に出ようと思わないでラウンジでずっと寝てたら、私はいつどこで入国審査をしてもらえたのであろうか?
かなり謎です。

しかし聞いていたけれども…

10年ぶりのスキポール空港は、大発展!!

広い~ 広い~ 広い~(^_-)-☆

今日は到着が遅いので、空港近くのホテルに泊まります。ホテルシャトルバスを探すのに30分近くかかり、ようやく着いたホテル…

いや~、やはり、トランジット便だと1日が長いです。
5回ごはん食べました(-“-)

5時間ぐらい寝て、朝ごはんをたらふく食べて、今ブログを書いていますが・・・
帰りの出国スタンプはどこで押してもらえばいいのか?
今から悩んでいます。

To be continued

大学卒業後、官僚として働く。NYに遊びに行った時、ウォール街をぶらついていた時の軽い閃きから、公認会計士を目指そうと思い立ち、心機一転、電卓も使えないのに公認会計士試験の勉強を始める。 1年後無事合格するも、当時は公認会計士は大変な人余り状態、かなり苦労をして中堅監査法人に就職・・・。 しかし、仕事と上司には恵まれ、株式公開準備業務、国際部の立ち上げなど貴重な体験を経て、図らずとも独立。その後、事業会社のCFOや社外役員などを経験し、ブランドプリペイドカード発行事業を手掛けるなど、涙と笑いに包まれた経験を続ける。時々、当初の思惑と現実のギャップに日々苦闘と笑いを繰り返す毎日を過ごしている。 In English https://www.linkedin.com/in/kaoru-arai-28332370/

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