Digital Bankingの本質を学ぶ@Money20/20 Europe2018

Digital Banking doesn’t merely mean digitalized banking functions

皆さん、こんばんは!
昨日、今回の北欧とオランダの旅のメインイベントであるエストニアの首都タリン訪問の下調べ

エストニア~IT先進国になる宿命を負った国~

が終わったので、再びMoney20/20のセミナーで特に注目している内容について取り上げたいと思います。

15ページに渡るセミナーの一覧を3日間睨めっこして、とにかく、聞きたいなと思ったものはすべてチェックしてみました。
その結果、チェックしたセミナーのKey wordsで多いのは、
「Real-time Payment」「Cryptocurrency」「Digital Banking」「Secured Authentication」・・・・
こんなところです。

この中で、セミナーの骨子や関連するサイトを読んで(英語でのセミナーなので、ある程度予習をしておいてTechnical Termsに慣れておく必要あり)、ふと腹に落ちたことがあります。
それは、Digital Bankingとは、単にBankの機能(融資、送金、預金etc.)をDigital化することを意味するわけではないということです。
ましてや、Paperlessを意味する訳でもありません。

Digital Bankingとは?

「あれ?Kaoruの最大の関心事はPaymentなんじゃないの?」と突っ込まれそうですが、今回、グローバル規模で金融ソリューションを提供している企業の方に、欧州で進んでいるDigital BankingとBrand Prepaid Card processingの最先端の状況をお聞きしたいとお願いをしてあるのです。

後者は昔取った杵柄というものがありますが、前者は私は素人とは言いませんが、それに近しいものであります。かなりのポジションの人とお話が出来るらしいと聞いて、急遽、予習に熱が入ったわけです

Digital Bankingのオペレーションシステムと最先端のBrand Prepaid Card processingのシステムは、その構造や機能が極めて似ています(海外では)。
実際に、Brand Prepaid Cardは、ある種の銀行機能を十分果たせるものであるわけですから、当然と言えば当然です。
BankingとPrepaid Cardが全く別物と認識されている日本の方が異端だと思われます。

さて、Digital Bankingについて色々な資料を読むと、その究極の目的は、Google、Facebook、Amazon、MicrosoftなどのIT企業が構築したシームレスなUIとUXをBankのアプリやWebsiteにおいて、銀行サービスを受ける顧客が、それらと同等のシームレスで、User-Friendlyで、Not much time spendingな状態でそのサービスを享受できることであるそうです。

つまり、日本ではまだまだこの点は後進国に感じますが、端的に言うと、「これは銀行の手続きなので面倒でお待ちいただくのはしょうがないのです」という言い訳は、今後は通用しないという前提で構築されている新しいBanking solutionであるということです。

Digital Bankingのターゲット

そのターゲットは、主にミレニアル世代と呼ばれている1980年以降に生まれた若者たちを指します。

ミレニアル世代

彼らたちは、物心ついた時から、少なくともPCには慣れ親しみ、もっと若い世代であれば幼児の時からスマホをおもちゃ代わりにして育っているわけです。
SNSで連絡を取り合うことが当たり前であり、ECで買い物をするのが当たり前であり、10代の頃からカード(欧米ではTeenager Cardというブランドプリペイドカードが存在します)を使うことに慣れている世代です。

彼らたちは、銀行が特別なものとは思っていません。
普段銀行のサービスを受けることが極めて少ないので、ロイヤリティすら持ち合わせいないのです。
ですから、大人になって、銀行機能や銀行サービスが必要になった時に、その選択基準は、銀行の支店の看板のブランドカラーや、支店の立派さではなく、いかにシームレスにUser-Friendlyにサービスを受けることが出来るかを基準に銀行を選んでいると言われています。

AMAZONの銀行業参入が大きく取り上げられるのも、このような世代の人々にとっては、AMAZONがとても身近であり、シームレスなサービスを提供している会社であると認知をされているからです。

ところで、欧州では、このようなミレニアル世代にターゲットを絞って、アプリだけで銀行を展開している企業がいくつも急成長しています。
今回はぜひ、その中のいくつかの企業の方たちとお話をしてきたいと思っています。

と言うことで、私の予習は続きます!!

To be continued

大学卒業後、官僚として働く。NYに遊びに行った時、ウォール街をぶらついていた時の軽い閃きから、公認会計士を目指そうと思い立ち、心機一転、電卓も使えないのに公認会計士試験の勉強を始める。 1年後無事合格するも、当時は公認会計士は大変な人余り状態、かなり苦労をして中堅監査法人に就職・・・。 しかし、仕事と上司には恵まれ、株式公開準備業務、国際部の立ち上げなど貴重な体験を経て、図らずとも独立。その後、事業会社のCFOや社外役員などを経験し、ブランドプリペイドカード発行事業を手掛けるなど、涙と笑いに包まれた経験を続ける。時々、当初の思惑と現実のギャップに日々苦闘と笑いを繰り返す毎日を過ごしている。 In English https://www.linkedin.com/in/kaoru-arai-28332370/

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